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人工島付近の河口に大量発生したコノシロの釣り方と食べ方 [気になる生き物]

台風18号が過ぎ去った翌日に東区の人工島付近の河口に大量発生した魚の正体はコノシロでした。



実はコノシロはある程度釣り歴が長い釣り人からは、あまり好まれない魚でもあるのです。


その理由は、サビキ釣りで簡単に釣れるが、アジのようにハリに掛かったら強い引きでグルグルと泳ぎ回るわけでもなく、ただ単に重いだけで、ヌペ~と釣り上がってくるだけ!!


更に小さなコノシロは、寿司ネタのコハダとして利用させるが、いかんせん手間ひまがかかり素人が簡単に作るには難易度が高いのです。


30センチ近い大型のコノシロは、お腹の中が真っ黒で、全身小骨だらけで調理が厄介


「煮ても焼いても食えない魚」の代名詞にもなっている感じがするほどベテラン釣り師からは嫌われる存在。


釣り方は簡単で、アジゴを釣るようにサビキ釣りで釣るのが一般的。


サビキ釣りはファミリーフィッシングの代名詞にもなっているほど誰もが簡単にできる釣り方で、釣具屋さんでこの様な仕掛けを購入して、撒き餌のアミエビをカゴに詰めるだけで簡単に釣れる。




ゴカイだとかアオイソメなどのクネクネしたミミズのような虫エサを手で扱うこと必要がないことから、女性や釣りがはじめてと言う方にも人気がある釣り方なのです。


また、いろいろな種類の魚が釣れるのもサビキ釣りの面白いところで、今回の大量発生したコノシロはもちろん、アジゴ、メバル、ボラ、ウミタナゴ、セイゴ・・・などなどが釣れるし、ハリに掛かった小さなカタクチイワシなどに高級魚のヒラメやアコウ、スズキが飛びついてハリに掛かることも少なくない。


いろいろな嬉しいハプニングが起こるのもサビキ釣りが人気な理由。


さて料理法だが、前述したように小骨が多いのが難点


普通の魚のようにウロコを取って、内蔵やエラを取っただけで塩焼きやお煮付けにして食べれる魚ではない。


さらにテマを掛けないといけないことが、ベテラン釣り師が遠ざかる理由にもなっていますが、このようにすると美味しくいただけます。



要は「骨切り」が必要になる魚です。


この「骨切りのテクニック」を覚えれば、塩焼きもできますし、空揚げにすると美味しくいただけます。


大量発生している博多湾で、コノシロを釣って「骨切りのテクニック」を身につけたら美味しくいただけます。


美味しく食べる方法を逆にベテラン釣り師たちに教えてあげましょう!!





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ヒアリが福岡市内で発見!ヒアリの特徴と刺された時の対処法 [気になる生き物]

私が予想していたとおり、やはり福岡市の人工島ヒアリが発見されました。


神戸や横浜では中国のコンテナに付着したヒアリが発見されたことがニュースになった時に、おそらく中国からのコンテナを荷受している港にはかなりの確率でヒアリが生息していることが容易に予想されました。


神戸で発見される前にも中国からのコンテナは頻繁且つ大量に日本全国の港に船で運ばれてきているわけですから、ヒアリが絶対にいない!!などと言うことは考えにくいはずです。


いてもなんらおかしくありません!!


★ヒアリとは?ヒアリの特徴とは?




ヒアリは火蟻と漢字で書くのですが、刺されるとヤケドしたようになることからその名前が付いた恐ろしい毒を持つ蟻です。


元々は南米原産の蟻なのですが、世界の貿易が盛んになるにつけ各港から海外に輸出される荷物に付着してその棲息区域と分布を拡大しているけしからん蟻なのです。


世界の侵略的外来種ワースト100選定種で、特定外来生物にも指定されている厄介且つ恐ろしい蟻なのです。


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ウィキペディアより


人が刺されると、痛みや痒みを伴いジンマシンができることもあると言います。



殺人アリとも呼ばれていますが、アナフィラキシーショックで刺された人が死亡する例があります。


特徴は、全身が赤茶色なので比較的判別しやすいはずですから、赤茶色のアリを見たら絶対に触らない、近づかないないようにすることをお子さんにも言い聞かせましょう!


★ヒアリに刺された時の対処法




ヒアリに刺された時は絶対安静することがまずは肝心です。


20~30分後に体調に変化があり、呼吸がしにくくなったりしたときは躊躇せずに119番に電話をして救急車を呼びましょう。


その際にアリに刺されたこと、アナフィラキシーショックの可能性があることを伝えましょう!


★ヒアリの今後の拡散について




私は既にヒアリが日本各地に棲息していると考えます。


なぜならば、神戸で発見される前にも中国からのコンテナなどは相当数入ってきていたはずです。


神戸で発見される前はヒアリのことなど私も含めて誰も関心がなかっただけで、港に下ろされた荷物を載せたトラックがこれまた日本各地に積荷を搬送しているのです。


数年前に、セアカゴケグモやハイイロゴケグモがやはり人工島で発見された時に、私は既に日本各地に拡散していることを予想していましたが、案の定です。


ツマアカスズメバチも昨年北九州市で発見されましたが、既に福岡県全域どころか大分県や佐賀県、熊本県にも分布している可能性は非常に高いと思います。


福岡県がホームページでそのことについて記載していても、ツマアカスズメバチの名前や姿かたちを知らない人の方が大多数ですし、その辺に飛び回っていたとしてもほとんどの方が興味も関心もないはずです。


気が付いた時は、「時既に遅し!」なんです。


「生きている昆虫の繁殖を食い止めること」は、ほぼ不可能だから世界中に広がっているのです。


ヒアリを水際で食い止めるなど言っていることが既におかしな気がします。


既に、水際ではありませんし、これまで何年も何十年も中国から搬送された積荷には一切ヒアリが付着していなかったなどと言うことは到底考えられません。



セアカゴケグモが話題になった時に私はすぐにトラフィックの集積地である佐賀県の鳥栖にもかなり拡散していることを予想しましたが、今回のヒアリについても同様ですし、鳥栖から日本全国の内陸部に搬送された中国からの荷物にヒアリが付着して内陸部にまで及んでいると考えても不思議ではないはずです。



また、いくら日本が各港で厳重チェックしても、中国でコンテナを船に積み込むときに厳重消毒などしてもらわない限り、この問題はいたちごっこもぐら叩きのような状態になることが予想されます。


個々人ができることなどたかが知れています。


赤茶色のアリにはくれぐれもご用心ください。



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クマゼミが福岡市内に多いワケ [気になる生き物]

今年も台風3号が九州に上陸するという7月4日の前日、つまり7月3日にクマゼミの初鳴きを確認しました。



毎年夏休みが始まる頃の早朝からクマゼミの大合唱が始まり、目覚まし時計代わりになります。



お昼ぐらいになると、ほとんど鳴き止むのも不思議です。



関東方面などから転勤してこられた方などは、「福岡市内のクマゼミの多さ」に驚かされるはずです。



マンションの壁などでも普通に見られます。
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福岡のど真ん中の天神界隈でも、パルコや安田信託銀行があるビルの周囲の街路樹に数珠繋ぎでとまって鳴いているクマゼミの多さに驚愕した方も多いはずです。



ニイニイゼミアブラゼミはほとんどいなくなり、クマゼミだらけの夏真っ盛りが過ぎるとツクツクボウシが登場すると言うのが福岡のここ10年ぐらいのパターンです。



個人的に毎年クマゼミが増えているのではなかろうか?と思ってはいたんですが、事実東京ではミンミンゼミが増え、福岡市ではクマゼミが増えているのだそうです。



また、本州全体を鳥瞰すると、クマゼミが減少している地域もあるのですが、その棲息区域が拡大しているようです。



福岡市内の平野部でミンミンゼミの鳴き声を聞くことはほぼありませんが、これまた不思議な現象です。



福岡市内にクマゼミがこれほど増えているワケには幾つかの説があります。



地球温暖化説

まあ、なんとなくわかる様な気がしますが、気温が上がってクマゼミが増えて他の種類のセミが減少傾向にあることを説明できる説ではありません。



野鳥の捕食説

クマゼミは野鳥からすると捕獲しにくいセミと考えられ、ニイニイゼミやアブラゼミの方が野鳥たちのエサとなる確率が高いと言う説。


この説もなんだか納得させうる整合性がありません。



樹木の移動説

樹木の移植の際に根の周りについたクマゼミの幼虫などが移殖先で繁殖すると言う説。


これもどうなんだろう?としか思えません。


結局のところ福岡市内でクマゼミが増えている現象を明確に整合性ある解説が出来る説は今のところ聞いたことがありません。


某国立大学の教授がそれを発表したところで、そんなことを税金を使ってまで研究する価値があるのか?とも思います。



クマゼミは夏休みが始まる頃から大合唱が始まり、夏の甲子園の準々決勝ぐらいの時期が最高潮にウルサイ時期です。



蝉時雨などと書くと風情がありますが、とにかくやかましくて、イライラする時もあります。



昨年はなかったのですが、一昨年は私の寝室の網戸に止まり、早朝からものすごい鳴き声で飛び起きたことがあります。



今年もそんな忌まわしいことがない様に祈るだけです。



ですが、福岡市の夏は、近所にクマゼミの鳴き声が響き渡ることで「夏らしさ」を感じます。



凡そ1ヶ月午前中はクマゼミのウルサイ鳴き声に我慢する時期になります。



いるとうるさいのですが、いないと寂しい気持ちにもなります。



あなたの身近にも年がら年中うるさいけど、いないと寂しい方はいませんか?




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福岡のトノサマガエル事情 [気になる生き物]

梅雨と言えば、人によって思い浮かべるイメージはいろいろあると思います。


・レインコートに雨傘
・夏のボーナス支給日
・ビアガーデンの開幕
・ジュンブライド
・父の日
・・・などなど。


私は梅雨と言えばアジサイの葉っぱに乗ったカタツムリやアマガエルをイメージします。^^;


それと、農村出身でもないのに田植えをイメージします。


ジメジメしたイメージがありますが、アジサイの花はいろいろな種類があり、各家庭の庭先に咲いているアジサイを眺めるのが結構好きです。


アジサイフェチかもしれません。^^;


アマガエルも少なくなりましたが、福岡市内では全く見なくなったのがトノサマガエルではないでしょうか?


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(ウィキペディアより)


本当なのかどうかは分りかねますが、山間部を含めて福岡市内にはトノサマガエルがいないのだそうです。


少なくとも私の幼少時代にはいくらでもいた想い出がありますし、小学生の頃はかなり捕獲した記憶もあります。


ところが、高校生になり、大学生になり、社会人になると、トノサマガエルのことに興味を持つことなど一度たりともありませんでした。


気が付けば、環境省の準絶滅危惧種に指定され、福岡市内ではその姿さえも見れなくなった存在なんです。



トノサマといえば、トノサマガエルとトノサマバッタと志村けんさんを思い浮かべます。^^;



あれほどいたトノサマガエルがいなくなった理由はいろいろと語られています。



水路や溝のミスや草地の減少だとか,農薬の影響だとか、田んぼを途中で干上がらせる中干しの影響などといろいろな説があります。



どれも間違ってはいませんが、一番の要因は経済最優先とそれを推進する効率化による生物の死滅・減少なのではないでしょうか?



分ってはいても、自分のサラリーやボーナスが増えるとなると人は自然破壊を正当化し、利潤を追求するような思考を組み立てがちです。



税金を吸い上げて公共事業で河川工事をどんどんやるのが、将来にとって本当にプラスなのでしょうか?



カエルをはじめとする両生類が「世界的な減少」をしています



そのために、いろいろな病気の媒体となる蚊を駆除できなくなりつつあるそうです。



福岡は人口が150万人を突破した日本でも有数の大都市の仲間入りをしましたが、カエルや昆虫をはじめ、動植物が確実に少なくなっている様な気がします。



トノサマガエルを福岡市内に繁殖させる計画を福岡県や福岡市が率先して考えるべき時期に既に達しています。



経済は水物ですが、環境保全は将来にわたり守るべきとことなのではないでしょうか?



トノサマガエルが普通に見られる福岡市が懐かしい!!



経済優先の代償は多岐に及んでいます。






















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イソヒヨドリを捜してみませんか? [気になる生き物]

早朝や夕方に近くのマンションやビルのてっぺんに止まってきれいな鳴き声を聞かせてくれる鳥があなたのご近所や職場の周辺部にもいませんか?



高く澄んだその鳴き声に歩いていても空を見上げて捜してしまうほどの美声の持ち主なのですが、遠くで鳴いていて姿もよく確認できませんし、名前も良くわからないのです。



あの鳥はいったい何なのだろう?と思っている方も少なからずいるはずですが、なかなか調べようがなかったはず。



私も気になっていろいろと調べまして、鳥の鳴き声が聞けるサイトで似た様な鳥を片っ端から調べて、ついにその名前を探し出しだしました。




イソヒヨドリという名の鳥でした。



本来は海岸や岩場、とりわけ岸壁や海辺で生息しており、福岡市内にもたくさん棲息しています。



アフリカ大陸、ユーラシア大陸など広く分布しており、2000メートルから4000メートルの高山に棲むことが多い鳥なのだそうです。


鳴く時はビルやマンションのてっぺんに止まって鳴くことが多く、箱崎埠頭、東浜埠頭、中央埠頭などでは極々普通に鳴き声を聞くことが出来ます。



先日は大野城のイオンでも、イソヒヨドリが鳴いているのを発見しましたし、朝倉郡の甘木のイオンでも鳴いているのを発見しました。



イソヒヨドリはキレイな鳴き声を聞かせてくれますし、小さな昆虫やトカゲやかになどを食べるために、棲息区域の拡大は喜ばしいような気が致します。



農作物を食い荒らすような悪い鳥ではありません。



早朝、あるいは夕方にあなたも耳を澄ませてイソヒヨドリの鳴き声を聞いてみませんか。



きっと、その美声にしばらく聞き惚れると思います。


















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